困ったハナシ・・・（６）

キムラが最後の言葉を告げ、当事務所をあとにした二日後・・・

公衆電話からの着信・・・そう、キムラは携帯電話を持っていない・・・

〜鍵交換とか言っちゃってw〜

出るとキムラはデフォルトのご立腹だ。内容は初めの「ヤミ金からの借り入れ」のハナシだ。どうやらソレを私にツブされた事が納得の行っていない様子だ。（先日、この人「連絡する事はナイ」って言ったはずなんだけどなぁ・・・（泣））

キムラ曰く「やっと見付けたお金を貸してくれる人」だったらしい。だがその手の人（ヤミ金業者）は競馬新聞等の３行広告にたっぷり載っている事をキムラは知らないらしい。

そして、そもそもお金を借りたい理由を聞くと、どうやら何ヶ月か前に玄関のドアノブにアロンアルファを入れられて、窓から出入りをしている（笑）と、ご近所さんに不審がられるから、玄関の鍵交換をしたいとの事だ。

う〜ん・・・もっとその前にすべき事がたくさんある気がするのだが、あまり触れずにハナシを進めよう・・・（つづく）