日常

バランス理論

探偵の業務もそうですが、世の中の事象のほとんど…全てって言ってもいいかも知れませんが『バランス』からなっています。

浮気調査を依頼する際にソレが果たして必要か不要か。
依頼するならば金銭的な理由か感情的な理由か。
金銭的な理由ならば想定する費用のボーダーラインはどこか。

普段の生活なら
昨日は魚だったから今日は肉か。
先週は部下を厳しく叱責したから今週は大目に見てやるか…
今月は節約したから来月は少し贅沢するかな~

裁判では、情状酌量や初犯か累犯かなどてすかね。

上記はあくまでも2要素からのバランスですが、他にもたくさんの要素のバランスを考慮して物事を判断しますよね。

私はいわゆる理数系です。まあ文系・理系で分けるのも限界がありますが。

なので数値化したり、やじろべえを頭に想像したり、レーダーチャートを頭の中で作ったりします。

ただし、そこで大切なのは「ソレ」だけに頼らない事。
幾何学的な事だけを見ると、その逆は見えないから。
その逆とは数字やグラフで表せない事。想定外のイレギュラーにどう対応するかという事。

私が多くの人や事象を判断する際に、理系的な部分で7割ほど分析して、残りの3割をアナログというか感覚というか、計算やルール外の要素で判断します。
すると自分なりになんとなく見えてきます。

それらを何度も精査して、普段生活している場面や調査中なども『?』と思った時に、またその都度フィルタリングをします。

スクラップ・アンド・ビルドとかPDCAサイクルなんて聞いた事あると思いますが、まあソレです。はい。

もし何か行動を起こす際は、冷静にこれらをやってみる事をオススメします。
※世の中には『バランスが悪い状態』が最適な人もいます。それらを含めて世の中の『バランス』ってコトでしょうな…

CATEGORY

  • カテゴリーなし
TOP