子育て論

【子育て論】真面目過ぎる人へ

妻の連れ子を虐待死させた男が言うように「いい親になりたい」と思う気持ちは理解出来る。そしてそのセリフを虐待の言い訳に使う輩もいる。どっちが本当かは知らないが、今回は前者にフォーカスしよう。

まあタイトルにもあるように、良くも悪くも『真面目』過ぎると虐待に走るケースがある。なぜならば『真面目』とはすべからくも融通が利かず、自分で「こうであるべき」を型にはめてしまっているケースが多いから。そしてその型にはまらない子供には『しつけ』という名の虐待が与えられてしまう。

真面目過ぎるあなたは、そんな時にはまずその「型」がシリコンで出来ているイメージをしよう。グラグラのフニャフニャ。形も変わるし大きさも変わる。けど時にはしっかりとしなきゃならない事もある。それが1時間に1回なのか、1日に1回なのか、1週間に2~3回なのか、はっきり言って正解はない。ただ、唯一あえて正解は?と問われれば、おおよそ「周りの人たちが非難しない」のであれば大体OKだろう。

だいたい虐待したりする親は「私が」「俺が」と「主観」しか持ち合わせない。当然その余裕もないのだろう。でもね、人間なら誰でも「これをやられて〇〇さんならどう思うだろう」とか「こう言われたら〇〇君ならどう感じるだろう」なんていうのは幼稚園から教えられている事で出来ないワケがないのよ。絶対に。だから、世の中の親と呼ばれる人たち、どうか真面目になり過ぎずに、子供に目線を合わせて、テキトーにやろう。

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