また痛ましい事件がニュースやワイドショーで取り上げられてますね…
24歳の母親が3歳の娘を8日間放置して旅行し、娘は餓死…
ネグレクトの顛末。
シングルマザーがワンオペで全てをやりきるのは本当に大変だと思う。けど死なせちゃダメよ…
多分、半日放置してセーフ、1日放置してセーフ、3日放置してセーフ、5日放置してセーフ…ってカンジで8日やってダメだったと…ゲームじゃないんだから…
逃げたくなったり、ストレスを発散したくても育児放棄は良くない。託児所に預けるお金が無かったら、市役所のプレイルームとかに放置すれば少なくとも役所の人達がなんとかしてくれる。死なせはしないでしょ。後ですげぇ怒られるけど。
そしてこの事件のもうひとつの闇は「裏アカ」。
今の若い人達は(コレを言ったらもうボクはおじさんです)SNSに依存し過ぎている。
確かに便利です。
これからVRの世の中になる、とか、人間は肉体を不要として脳だけで生きる(みたいな事を都市伝説が言ってたような…)とか言われてるが、それじゃダメ。例えば映画「レディ・プレイヤー1(2018年 アメリカ)」では、VRの世の中でもやっぱり現実社会で生きる事は重要で大切だよねって終わりになっている。それはSNSに依存し過ぎている現代人に警鐘を鳴らしているという事。
今回の事件でも「母親としての本アカ」は子供との愛らしい投稿を友達のみの公開で、そして「女としての裏アカ」は遊びまくりの全体公開…まさにSNSの世界で自分が二人いて、その二人は現実での自分を凌駕して、その「アカウントのため」に自分が存在しているかのように…
そりゃね、人間だから隠し事のひとつやふたつくらあるでしょう。人には言えない恥ずかしい事くらいあるでしょう。でもそれらを全部ひっくるめて「自分」であり、SNS内で「子供のいる自分」はココ「はっちゃけてる自分」はココって置き場を決めて隔離しちゃあコントロール出来なくなっても仕方ない。だって「ソコ」に行かなきゃその部分の自分を呼び起こせないから。裏アカに行ったら「子供を可愛がる自分」はほぼ0になっちゃうという事。逆に本アカに戻ったら「裏アカでの懺悔」をするかのように子供を溺愛する。バランスが取れていない。シーソーがバッタンバッタンなっている状態。
ネグレクトをする母親の子供の頃の生活環境も大きく影響していると思うが、その話はまた別の機会に。