世間の予想通りといいますか過去のデータ通りといいますか、またもやタレントの田代まさしが覚醒剤絡みで逮捕されましたね。
50代を超える覚醒剤の再犯率は八割を超えるとも言われています。まぁ絶対的な検挙数は少ないかも知れませんが、分かりやすく言うと「50代以上が覚醒剤でパクられるとほぼまたやる」という事ですね。
今年の7月にもNHKで田代まさしが先生として薬物依存の恐ろしさや現在も薬物依存で苦しんでいる方々へ注意喚起を呼び掛ける番組がありました。私も見ました。
しかし、そこで私はと~っても違和感を覚えました。ダルクの団体職員である彼が(一般的な更生の仕方なのかも知れませんが)堂々と「薬は今でもあればやっちゃうかも知れません。今でも欲しいです。でもその事を自分で認める事から始めないとダメなんです。逃げてはダメなんです。」的な事を言っていた。
ん?開き直ってるの?
とも取れる発言だしとても危険な考え方だ。例えば殺人犯が
「殺人は今でもやっちゃうかも知れません。今でも殺したいです。でもその事を自分で認める事から始めないとダメなんです。逃げてはダメなんです。」
って言ってたら「おいおい」ってなりません?
クレプトマニアが
「商品があれば今でも万引きしちゃうかも知れません。今でも万引きしたいです。でもその事を自分で認める事から始めないとダメなんです。逃げてはダメなんです。」
って言ったら「GメンGO!」ってなりません?
ましてやテレビでそれを言ったら、ただでさえ心の弱いいその方々は
やりたいって思っててもいいんだ→やってもいいんだ
ってなりかねませんよね?単純に。
もし素直に認めるなら
覚醒剤はやったらダメなんだ。俺はダメな事をしてしまったんだ。そして、過ちは誰でもするし、改善すればいいんだ。
っていう部分を強調して自認を促すべきではないかと思う。
とにかく薬物使用は絶対にダメですよ。