フツフツと小さな怒りが湧きつつも、感情移入せずに調査現場に立つボクってプロだなぁ〜って思っちゃった。
※イラッと来たら先に謝っときます。ゴメンなさい。
〜切れてな〜い(長州小力)〜
更に調査を進めると彼女と野々村はそのアパートに5~6年前から住んでいるという。
つまり二人の計画はこうだろう。
彼女が依頼者に近付き、母親の面倒を見て、心を許した依頼者に母親の遺産を含む財産を貢がせる。小太りの野々村はサポート&ヒモ生活w・・・
依頼者には主観なく断定もせずに、あった事実のみを正確に報告した。
それから約1年ほど経過して、久々に依頼者からの電話。
さすがに交際は断っただろうと思いつつも嫌な胸騒ぎがした。
「彼女が入院して、大きな手術が必要らしく、また大きなお金を言って来てるんです・・・」
!!!き!!!切れていない!!??
しかし、こちらは探偵であり、恋愛相談所ではないので二人の交際が続いていようがいまいが口を出すワケにはいかず、粛々と任務を全うするだけである。
三回目の調査は依頼者の自宅から開始した。
なんと治療費を取りに野々村(弟w)が依頼者の自宅に取りに来るというのだ。彼女も野々村も大胆になってきている。依頼者宅に着いた白の小型車から野々村が降り、玄関で1~2分が経つと、車に戻り乗った。車内で携帯電話を操作して、車が出た。5分も走ると車はファミリーレストランに入った。野々村が店に入ると、誰もが想像するように元気な元気な彼女が煙草を吸っていた。
はい、コレで「彼女入院説」は却下となった・・・(つづく)