調査

幸せな事案 〜それ以外の表現がない〜

大体、調査をした結果、対象者側は不幸になるケースが多い。

そりゃそうだろう。不貞の事実を暴かれて、不貞相手もろとも多額の慰謝料を請求されたり、隠れて不法行為を行っていたが、白日の下に晒され、収監されてしまったり、金を返さないでのらりくらりと逃げ回っていたのに、首根っこを押さえられ、返済しなきゃならなくなったり(当たり前だが・・・)、とにもかくにも、調査が完了すると、対象者は不幸になるケースが多い。

しかし、当事務所が取り扱った全ての事案の中で、最も「幸せな事案」のひとつが先日ケースクローズした。

機密保守の観点から細かくは書けないが、長年、逢えなかった家族が同じ席を囲み、さらにもう一つの家族のストーリーが始まろうとしている、なんだかドラマになりそうな展開だった。

事案自体はかなり難易度が高く、あらゆる調査手法を駆使して、行き詰まったら別の手法、こっちがダメならあっちの方法と、アタマと身体を使いまくった。

そして色々な人脈もフル活用した。調査地の地元の人達と、短期間で打ち解ける(そういう術を持ってます)コトで、知らない土地でも馴染むように動く事が出来るワケだ。

まぁそんなこんなでなんとか結果に辿り着いたワケで、こういう「対象者もハッピーになる事案」は探偵冥利に尽きる事このうえないですなあ~

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